目に見えない違和感

眼鏡を作るのに五大要素が必要と以前のブログに書いたと思います。

(フレーム・レンズ・検査・加工・フィティッング)

 

その中で、本日は加工についてお話をさせていただきますね。

 

うちで2~3か月前にお作りいただいた眼鏡が調子が良いので

 

持っているフレームにレンズ交換をしてほしいと再度、ご来店くださったお客様のお話です。

 

お持ちいただいた眼鏡は一年前に他店さんで購入された眼鏡で、どうも見え方の調子が良くなく掛けていなかったそうです。

 

その眼鏡を確認したところレンズ度数は問題ないぐらいでした。

 

ただ、レンズにたくさんの歪みが入っていることがわかりました。

 

歪みというのはフレームに対してレンズが大きかったり、フレームカーブにレンズが合っていないと起こる現象で

 

歪みが有るか無いかは歪み計というもので確認できます。

 

歪みが有るせいで良い度数でも見え方に違和感が出たりするのです。

 

今回はそれが原因でした。

 

レンズも大きく仕上がっていた為にレンズが変形もしておりました。

 

その後、うちで新しいレンズで歪みに注意してお渡しさせていただいたところ「使いやすくなった」と喜んでいただきました。

 

このように歪みがあると見え方に違和感がでたりしますので

 

当店では機械でレンズを削った後、歪みが有れば手で削っていき歪みがでないように加工しています。

 

見え方に慣れない眼鏡はレンズ度数や合わないレンズの種類の他に歪みが原因している場合もあることを知って頂きたいと思います。

 

それでは本日は歪みのお話でした~!!