中近両用レンズの利便性
9月は遠近両用レンズに続いて中近両用レンズの販売も多い月となりました。
遠近両用レンズの事は皆さんご存知の方も多いのですが
中近両用レンズについてはまだまだ知らない方が多いと感じましたので
本日は中近両用レンズについてお話をしたいと思います。
*中近両用レンズ*
所謂、『室内専用レンズ』です。
遠近両用レンズが万能のように思うかもしれませんが、遠近両用レンズは
遠方の視野を広く、近方が狭く作られております。
そのため、PCや事務作業といった長時間の近く作業は見える範囲が遠近両用だと
狭いため、目線が固定されるので疲れることがあります。
そういった経緯を踏まえて、室内専用、事務専用のために『中近両用レンズ』が生まれました。
中近両用レンズの中にも3パターンの設計がありますが
主にデスクから窓までのいわば室内範囲での使用を考えたレンズとなります。
その遠近両用レンズに比べ、遠方部分は狭く、視点から高いいちとなり、
かなり補助的なものとなります。
なので外を歩く事はあまりお勧めはできません。それと車の運転もNGとなります。
だけど、その代わりに度数の変化が遠近両用レンズよりも小さくなりますので、
歪み部分は小さくなり視野角は広くなります。歪みが少ないという事です。
それにプラスして下方に向けての加入度数が小さいので累進がスムーズで違和感なく
お使いいただけます。事務作業であってもずっとデスクに向かうのではなく、
室内を忙しく動き回るようなシーンで活躍いたします。
また、中間度数なレンズですので室内にいてちょうど良い見え方で、目の負担を軽減することもできます。
これ1本で手元と室内が見渡せるますので、遠近両用レンズ同様にいちいちメガネを掛け替える必要がございません。
事務作業でもお勧めですがお休みの日に「1日家でゆっくりとしよう」といった日にも活躍するレンズですよ。
長々となってしまいましたが中近両用レンズのテストレンズが当店にはございますので
実際にご覧いただくことができますのでお気軽にご相談いただけたらと思います。
本日は中近両用レンズのお話でした〜
それでは〜